昔から「郷に入れば郷に従え」と言われます。
その土地やその環境に入ったならば、そこでの習慣ややり方に従うのが賢い生き方だよっていうバイブル的な諺です。更に言えば、自分の価値観と異なっていてもその土地(集団)の慣習や風俗にあった行動をとるべきである・・という感じでしょうか。
例えばジェスチャー
意識なく使われているジェスチャーが、外国人から見たらあり得ないジェスチャーだったりすることがあると聞きます。それらについて、少し考えてみたいと思います。
題して『外国人がムッとするジェスチャーアラカルト』笑・・
私たちが良く使う ①【OKサイン】・・親指と人差し指で輪っかを作るあの何気ないサイン!国によっては不快な意味を表すので注意が必要だとか。アメリカでは、辛うじて「OKサイン」と見られるらしいですが「子どもっぽい」「時代遅れ」と受け取られるようです。昔ほど使われなくなったようです。イギリス・オーストラリア・南アフリカでは輪っかの部分を前に突き出すととんでもない意味!になるそうです(;゚ロ゚)ドイツ・ブラジル・ロシアでも非常に不愉快なジェスチャーと思われるそうです。
では、OK!のジェスチャーはどうすれば良いのでしょう?
それは、握手やアイコンタクト、そして笑顔で表現するのだそうです。よほどうれしければ、力を込めたハイタッチで喜びを分かち合いましょう・・だって^^
考え事をするときに ②【頬を膨らます癖がある人】・・私はすぐにローラが思い浮かんだのですが(笑)この表情は「この人吐く・・?」と思われているそうです。ローラがやるジェスチャーだからか、「可愛い~♡」と思っていたのですが。そういえば、LAに渡った彼女が、なにかのテレビ番組で言っていました。友人達に「大丈夫?」ってよく聞かれるって。そういう意味だったのか・・(笑)
③【口を手でふさぎながら笑ったり話したりする】・・息が臭い?歯が汚れている?あくび?と思われます。海外では、むしろ口を開けて笑ったり、口の表情で意思疎通をはかったりするそうで、このようなジェスチャーは日本特有の習慣のようです。そういえば、政府が国民皆歯科検診を検討しているとニュースになっていました。海外はヘアスタイルやファッションなんかより、審美歯科に重点を置いているそう。確かに海外ドラマに出てくる幼い子どもたちが矯正している姿をよく見掛ける気がします。歯が美しいということは大変重要な事だということです。
④【写真を撮るときに、ピースサイン】1970年代には、アメリカでも一時流行ったことがあったようですが、今となってはアジアから来たツーリストや、若者や大学生がやるので幼いイメージなんだそうです。酔っ払っていてもビジネスでは絶対にピースサインはNGですね。
⑤【わからないと首をかしげる】肩こりがひどい?と思われているようです(^_^;わからないときはわからないと言葉で伝える事も大事!
列挙し始めるとキリがなくなってきました・・。
ジェスチャーで誤解を招いていたり・・するもんですね。我が身を振り返っても、今回のジェスチャーは全部やってるんじゃないか?というぐらい身近です。
次回は手話の表現についてを交えながらお伝えします。どうぞお楽しみに♪