連休が続き、行楽だ♪旅行だ♪キャンプだ~♪と満喫する映像を見ていると、いてもたってもいられないほどお出かけしたくなる。すればいいじゃん!と思われるのだろうが理由をつけては先延ばしする癖が身に付いてしまっている。それに、お一人様でお出かけするには、この連休は少しだけ思い切りが必要だ。
そこで、以前から気になっていたオンラインツアーなるものを初体験してみた♪
私が申し込んだそれは、テレビ放送ではかなりの長寿番組・・TBSの『世界・ふしぎ発見!!』を観ているみんなならご存じだと思うのだが、回答者が全問正解したときに視聴者に10万円の旅行券をプレゼントしている!あの企業のオンラインツアーだ。
旅先は『Hawaii』
たまたま調べていた時に開催されていたのがこのプログラムだった。
歩けば日本人とぶつかる!とまで言われていたHawaiiだが、コロナ禍で訪れる日本人は激減しているらしい。それでも規制解除されている今回のGWは3,000人そこそこの人たちが訪れていると言っていた。
今回、私が「あ~・・(^_^;」と思ったことの一つ
Hawaii現地の人たちの話・・「日本人が来なくなって、おみやげが売れなくなってしまった。早くHawaiiに戻ってきて欲しい」という?!
それを聞いて少しばかり苦笑してしまった。なんと、日本人の『おみやげ文化』に期待が寄せられているではないか。
実は私、旅先でおみやげをほぼ買わない。私のような人は招かざる客のようだ。けしてケチではない←たぶん? 無精なだけだ。おみやげをいただくことがあるのだが、私は旅先の土産話(みやげばなし)で十分満たされる。もちろんいただいた方には,どこかへ出かけた折にはお返しのおみやげを買って帰り、渡す。
私の知りたい欲が、また身体奥底から湧き上がってきた。
なぜ、日本人はおみやげを買わなければならない!!という強迫観念?(そう思ってない皆さま、ごめんなさい(_ _))を抱くのかググってみた。
「おみやげ」の起源は、日本の各所にその土地ならではの名産品というものがあるけれど、神社仏閣への参詣が深く関わっているらしいと書いてあった。『ちゃんと参詣した!という証拠』なのである。寺社からの『授かりもの』を持ち帰って報告するという慣わしが本格化したのが江戸時代で、伊勢講がきっかけだろうというのが有力らしい。
昔も日本の庶民にとって旅は憧れ!で、一生に一度の伊勢神宮参拝は庶民の夢だったそうだ。そう言われてみれば、明治生まれの祖母でさえ、いつも思い出したように言っていたな!「あ~、死ぬまでにお伊勢さんに一度はお詣りしたい」と・・
旅費が高額で、なかなか行くことができない伊勢神宮参拝。そこで村人たちがお金を持ち寄り、くじ引きをして当たった人が代表で参拝にいける「お伊勢講」という仕組みが出来上がった。その代表者に村人たちは餞別を渡し、自分の祈願を頼み、その代わりに代表者は神社からいただくお札を貼る板を買って村人たちへ持ち帰ったそうだ。その板の名前が「宮笥(みやげ)」というらしい。
ところが、お伊勢参りがブームになり参詣する人たちが増えてくると、授かりものの数が必要となってきた。そこで、これに代わる品を「おみやげ」として売る店が門前には増えていった。それに伴って、茶屋や餅や団子、饅頭などの類いがその土地の「名物」として知られるようになっていったそうだ。日本の各所の寺社で、同じような現象が起きていたようだ。
近代に入ると、鉄道が日本の隅々までいきわたることになり、現在の「おみやげ」文化へと発達をとげてきたらしい。
他の国はどうなんだろうね?
外国の友だちが、儀礼的なおみやげを買っているところは見たことがない・・母親におみやげを買う現場には立ち会ったことがあるけれど~??
そういえば、おもしろい体験をしたことを思い出す。
以前、韓国旅行へ出かける前の日本で、おみやげの申込みパンフレットをもらったことがある。
意味がわからなくて、「なんでしょう?」と尋ねた。
「旅行中におみやげを探す時間の無駄と持ち歩く不便さの解消に役立てていただいております。旅行前に申込みされますと、ちょうどご帰宅されます頃にご自宅に届くようになっております」とな・・!!
ありがたいような?ありがたくないような?複雑な気分になったのを覚えている。
そこまでしておみやげ文化を守り抜くのか・・(@@;)という問い・・(^_^;
話は戻るが^^
オンラインツアーは、画像や音声が途中で乱れて固まることがあったけど、30分間のプチ旅行でそれなりに気分が上がった⇗⇗♡
リアルHawaiiへ行きたくなった♪まんまと手中にはまった感もするけれど・・
まあいいか^^
次はどこへオンラインツアーしようかな~♡と考えている現実。
旅に出た~い☆☆