【手話の虫眼鏡】手話で伝えるにはどう表現する?Vol. 6《おもしろい手話の動詞》

明日から最大10日間にわたるゴールデンウィークに突入だとか♪

みんなはどこへ行って、何を食べるんだろう??



日本はお箸の国♡だから

手話の『食べる』という動詞は、箸で食事をしている動作で表現します。これは『食べる』を一般的に表現する場合です。

では、カレーやオムライスを食べる時の『食べる』はどう表現するのでしょうか?

・・・

箸を使って、カレーを『食べる』オムライスを『食べる』では違和感があります。

スプーンを使って『食べる』動作が正解です♪


じゃ、お菓子やパンを『食べる』ときはどう手話るのでしょうか・・?


世界中には、同じ『食べる』という動作でも、私たちと同じ箸を使う人達もいれば、スプーンフォークナイフ、等々・・様々な手段を用いて食べています。

それぞれの国で話されている手話は、その国の食べる手段やマナーの違いを映し出します。その国ならではの『食べる』を表す手話があり、それを見るだけで、その国の文化を感じる取ることができる!!なんて・・本当に手話って魅力的~♡って思います♪


では『行く』という動詞についてはどうでしょう?

一般的な『行く』は人差し指を↓に向けて、90°前に跳ねあげます。

例えば、「山口から東京へ行く」場合の『行く』ですが、飛行機で行くのか、新幹線なのか?はたまた自動車?まさか自転車で??

『行く』の手話を見れば、何を使って東京まで行くのかがすぐにわかります。わざわざ交通手段を聞く必要は無さそうです♪


手話の動詞は手段を含んで表現できる・・ということです♪

逆に言えば、手段を間違えて表現してしまうと誤解を招いたり、通じなかったりすることがあるのかもしれませんね^^


DEAFのみんなの表現に触れて、文化を感じるのも楽しいですよね♡

自分の手話の幅も広がるという、一石二鳥♪




 2022年こそは頑張る☆★